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先生、好きです。【R18】

第3章 どっちも・・・


颯太side

どっちも好きだなんて・・・
そんなの最低だと知ってる。

でも、本当に好きなんだ。

決められない。

「・・・ごめん。だからどっちかとは付き合えない。」

「颯太さん・・・」

2人とも黙り込んでいる。

「じゃあさ、俺ら3人で付き合ってみようよ。」

「え・・・」

「試しにだよ。それで、どっちがいいか決めてもらう。どう?」

「そうだな・・・悪くは無い。」

「3人で付き合うって・・・どういう事だよ!」

「そのまんまの意味です。」

「颯太も俺らの事好きなら構わないだろ?嫌いになった方を捨てればいい。」

「う・・・うん・・・」

これでいいのか?
あ、でも試しにだよな・・・
だったらまぁいい・・・か?

「ただ、デートは別にしよう。そっちの方が気にしなくていいし。」

「そうだな。」

・・・3人で付き合う事になりました・・・
・・・嫌な予感しかしません。
というか、この恋の終わりが見えません。
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