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マフィアの幹部に恋をした。【文スト】

第1章 出会い









その日はあまり運が良くなかった。


電車は遅れるし、予報にない雨は降るし、全ての授業で指名されるし、お弁当はひっくり返すし……

友達には「お祓い行ったら?」なんて云われた。

余計なお世話だ。






『………嘘ぉ……』





そして今。





「あ?誰だお前」

「おい、如何するんだ見られたぞ」





目の前には黒服にサングラスをかけた如何にも怪しい男が二人。

彼らの手には如何にも怪しいアタッシュケース。


つまりはアレだ。





「チッ……仕方ねぇな。始末するか」






ピンチだ。




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