第22章 決闘
影山(はぁあっ?!何やってんだあのバカ女!!)
月島(イラッ……あの1番、僕たちに気づいてワザと喧嘩売ってきてる……にしても大鷲も何簡単に抱きしめられてんの、バカじゃないの)
黒尾「青春だねぇ〜、若者だねぇ〜」
黒尾は2人の反応をニヤニヤして見ていれば横から研磨がやってきて私とクロを離す
「もー、クロ、何やってんのさ!周りの人見てびっくりしてるよ?!って、研磨、ありがとう助かった!」
研磨「クロ……あんまりをからかっちゃダメだよ……」
黒尾「はいはい〜、全くお前はにばっか優しいな!」
研磨「は女の子だから……」
「うううっ研磨」
研磨の優しさに目をウルウルさせて
黒尾(まぁ、あいつらの反応見てわかったけど、大事にされてんのな、…)
試合が始まるのでお互いチームのところへ戻って行く
——————試合開始—————
黒尾「俺たちは血液だ。滞りなく流れろ。酸素を回せ。脳が正常に働くために…行くぞ!」
部員「あスッ!!」
試合前、円陣を組んでチームに檄を飛ばす黒尾。これは音駒が試合前にやる恒例儀式のようだ。でも、研磨は毎回やるこの儀式がちょっと恥ずかしかった。
一方、烏野は横並びする部員たちの前に澤村がいた。
澤村「正直言って俺たちは顔合わせたばかりの面子でデコボコでちぐはぐで、しかも、今日がこの面子の初試合。そんで、相手は未知のチーム。どんな戦いになるか分からない。壁にブチ当たるかも知れない。でも、壁にブチ当たった時はそれを超えるチャンスだ。行くぞ!」
部員「ぅオスッ!!」
そして、いよいよ試合開始となった。「ゴミ捨て場の決戦」の幕開けだ。