第19章 厚情
私は月島に礼を言えば風呂から上がり、ちゃっちゃと体や頭を洗い部屋へ戻る
月島(ちょっとやり過ぎたかな………いや、無防備なアイツが悪いんだろ…)
そう思った月島はが風呂場から出て行った後自分の頭を洗い、続いて風呂場から出て空気を吸いに外に出る
「ふぅ〜お風呂気持ちよかった〜ってあれ、もう翔陽と山口、それに先輩たちも寝てる」
影山「おう…風呂遅かったな…月島も居なかったけど、大丈夫だったか?風呂」
「/////えーっと、実は……」
先ほどあった出来事を影山に簡単に説明する
影山「はぁああああ?!……(くそっ…-あのムッツリクソ変態野郎……あとで殺す)」
私の話を聞いた影山は例えどんな理由であろうと女に、いやにそんなことをしたことが許せなく、額に血管を浮かばせあからさまにキレる
「ちょっ…飛雄!しーーっ!みんな起きちゃうよっ」
影山「お前はなんでそんなに冷静なんだよ……裸見られたんだろ!?」
静かにしてと言われた影山はコソコソと私に話し続ける
「み、見られたって言っても、月島は眼鏡してなかったから……ぼやけててなにもみてないって……」
影山「そういうことじゃねぇだろ……ボケェ……」
あまりにも無防備な私に影山も呆れてしまう
「てか、なんで飛雄がそんなに怒るの??ほんとお母さんみたい……」
影山「チッ……もういい、俺は寝る」
舌打ちをした影山は布団に潜り寝ようとする
「????」
私は影山が怒ってる理由がわからず頭に?を浮かばせるも、今日は色々あり疲れた私も布団に入り寝に入る
–––––––––影山side––––––––
12時を過ぎた頃、みんなが寝静まり俺は一人だけ寝れずに居た
グスッ…グスッ…
横を見れば大鷲が夢うつつ、涙を流していた
「みんな……ごめん……私のせいで……グスッ」
大鷲は何かの夢をは夢を見ているのだろうか
泣きながら寝言を言っていた
「………?」