第2章 前進
〜第2体育館〜
?&?「ふ、あ〜あ」
?「眠そうだな、お前ら」
?「え?!そう〜?勉強のしすぎかなァ?」
?「おっ俺も勉強のっ.....」
?「お前に限ってそれはないだろ!!!」
?「エッ?!」
体育館に入ろうとした時、奥でちょうど3年生らしき部員が話していた
?「ちょっと君、入るんなら早く入ってくれない?邪魔なんだよね」
?「ツッキー!ちょっと待って〜!」
入ろうとした瞬間後ろからのっぽ二人組が話しかけてくる、2人とも見覚えのある顔だった
山口「あれっ?君、大鷲君だよね!俺同じクラスの山口、こっちはツッキー!!.......ところで、体育館入らないの?」
「あっ、さっきコソコソしてたふたr....っと、じゃなくて....君達もバレー部なの?」
思い出した、さっきクラスでコソコソ私のことを話していた人だ、危うく言ってしまうところだった
月島「......そうだけど」
月島は無愛想に一言で言い返すと、’’邪魔’’とでも言いたげな顔で体育館に入って行き、山口は顔の前で手をひらひらさせ、口パクで ‘お先〜’と言いながら月島の後を追っていく
月島&山口「よろしくお願いしま〜す」
(なーんか無愛想な人だな〜、特にあののっぽメガネ、月島だっけ?なんか....苦手かも!!)
そう思いながら、私も月島達の後ろについていき、一緒に挨拶をする
澤村「おうっ、お前ら新しく入った一年だな?もう知っていると思うが 3年の澤村大地だ、一応主将をやってる、よろしくな!」
菅原「同じく3年の菅原考支、よろしく!」
田中「俺は............田中龍之介.....よ、ろ、し、く!!!」
山口「ヒィッ......!!はい!よろしくお願いします!」
上級生が順番に挨拶をしていくが、1人だけ異様にガンを飛ばしてくる先輩がいて、山口と私はすっかりビビってしまった