第41章 絢爛
日向と烏野のセッターも
が気になるんだろうか?
俺の前では木兎さん黒尾さん
そして真ん中にが
手を繋いで歩いている
なんだこの3角関係…
が小さいため
連れられて行く宇宙人にも
見えなくもない
そしてさっきからものすごい
睨みを利かせて
怒っているように見える
烏野セッター
なるほど、は
みんなのアイドルという訳か
全く、厄介な相手を好きになった
ようだな俺も…
日向「うわーーっ!人たくさん!」
萌「食べ物たくさん!!」
木兎「焼き鳥、豚串、焼きそば、ポテト、イカ焼き……」
日向とは目をキラキラとさせ、木兎は食べ物を見てヨダレをジュるりと垂らさせば呪文の様に食べ物の名前を挙げ、3人は久しぶりのお祭りにワクワクしている様だった
黒尾「おーい、あんまりうろちょろして迷子になんなよーちびっこ2人〜」
赤葦「ほら、木兎さんもですよ、あまり食べすぎると明日に響くので控えめに…(って、もう何か買ってるし……)」
迷子になりそうな3人を黒尾と赤葦で見守りながら歩き、影山1人後ろから目をキラキラさせながらそれについていく
「あっ!!!フルーツ飴ある!!」
フルーツ飴の出店を前に
キラキラと目を輝かせる
そんなにフルーツ飴が好きなのか?
それなら……
赤葦「いちご飴食べたいんですか?じゃあ俺が買ってあげますよ」
「えっ、赤葦さんが!?いや、いいですよ!」
そんなに驚くことだろうか?
木兎「なにっ!?あかーしまさかおまえも萌の彼氏の座を狙ってるのか!!?」
赤葦「はぁ…どうしてそうなるんですか……これはちょっとしたお礼です。大鷲さん、いつもうちの木兎が迷惑をおかけしている様なので…」
こうでも言わなきゃ
木兎さんが拗ねてしまう
ここはなんとか回避しなければ
いちご飴を一つ手にして会計をすませればへ渡すと満面の笑顔で俺の目を見つめてきた
「赤葦さん……ありがとうございます!なんか…赤葦さん木兎さんのお母さんみたい!」
キラキラと子供のように笑う
そんな無邪気な笑顔を
ずっと見たいとと思った
木兎「あかーし子供扱いすんじゃねえっ!!」