第41章 絢爛
1時間後
木兎「あっ!!!俺ちょっと暑いから外散歩行ってくる〜!!」
部屋で何やら準備をしていた木兎がいきなりその場に立ち上がったと思えば小走りに部屋から出て行く
木葉「散歩〜?部屋の方が涼しくね〜?」
部屋では扇風機が効いていて明らか外よりも涼しかったためか木葉
がそれに疑問を持つも既に木兎は居なく
赤葦「………」
木兎が行動したと同時に俺も立ち上がれば、隣の部屋に黒尾を呼びに行く
赤葦「黒尾さん、行きましょう」
黒尾「おっ、ついに動き出したか?」
赤葦「はい、すごい分かりやすい程の嘘をついて外へ向かいました」
部屋をノックして黒尾を呼べば、2人して木兎の後を追いかけるように外へと向かう
日向「あれっ!!黒尾さん何してるんですか!?」
飛雄「(音駒の主将…と梟谷のセッター!?)」
ちょうど玄関を出たところに烏野の10番 日向とその相棒のセッターが立って居た
黒尾「お〜、チビちゃんと…その相棒君じゃないの、こんな所で何してんの?」
日向「あっ!俺たちはの後付いてきたんですよ!なんかいつもと違う感じで…気になったから付いてきました!」
影山「だな、なんか変だった」
黒尾「ナルホドね〜、んじゃ行きますかっ」
日向「行く?」
黒尾「そりゃあもちろん」
ニヤリと笑った黒尾の後について行けば何やら声が聞こえてきた
「えっ、そ、そう??俺カッコいい!?あっははは、俺って最強〜!!」
「んじゃ〜、祭り行くか!」
「はい、行きま—————」
暗闇の中にぽつんと立っている電灯の下には浴衣を着た男女が立って居た、その声には聞き覚えがあり近づいて行くにつれ顔がはっきりとして行く
黒尾「ふ〜ん、なるほど〜、そう言うことかァ」
赤葦「全く、油断も隙もあったもんじゃないですね」
その2人、木兎とは驚いたように後ろを振り返った
木兎「お、お前ら!!」
「ク、クロ!それに赤葦さんと…翔陽と飛雄!?なんでいるの!?」
驚いている2人に1から説明をして祭りについて行くと言うも木兎は2人で行くと駄々をこねていうが、挑発上手の黒尾と木兎の操りが上手い赤葦の言葉で結果みんなで行くことになった