第41章 絢爛
先に食堂へと向かった黒尾達は夜ご飯のカツカレーを黙々と食べているも、黒尾が木兎の顔をまじまじと見て
黒尾「なーんかにおうんだよなぁ〜」
木兎「臭う?何が?」
食べる手を止めてスプーンを置けばキョトンとした顔で黒尾を見つめる
黒尾「お前が」
木兎「俺!?臭う??汗臭いかっ?俺!!!」
黒尾が呆れた顔で見ていれば木兎は自分の匂いを嗅ぐようにジタバタする
黒尾「臭うって物理的な事じゃねーよ!」
木兎「あー、なるほど、物理的じゃないのなっ!!!って赤葦、黒尾の言ってる事ってどーゆう意味?」
赤葦「はぁ…臭うって体臭の事ではなく、木兎さんの行動がにおうってことです、まぁ簡単に言えば 怪しいってことですよ」
赤葦の言葉に木兎は体をピクンッとさせ焦ったように否定する
木兎「怪しいだとー?!お、俺は何も隠してねぇし やましい事も一切ない!!あ、俺風呂入ってくる!!」
慌ててそう言えば残りのカレーを 口の中に頬張れば浴場へと走って向かう
赤葦&黒尾「「これは黒だな(ですね)」
黒尾がニヤリと笑ったと思えば、耳打ちしてきてはある作戦を言ってきた
赤葦「分かりました、後ほど落ち合いましょう」
その後、カレーを食べ終わった黒尾達はそそくさと退散し準備をする