第41章 絢爛
翌日、合宿2日目
昨日烏野13番が女だとわかってから
というもの木兎さんはへ
分かりやすいほどのアピールをしている
木兎「おーーい!!こっちだこっち!!わっははははッ」
周りの人はが女だと
知らないこの状況で
あんなことできるなんて
やっぱり強者だ、木兎さん
赤葦「はい、木兎さん次サーブですよ、お願いします」
完全に無視されてても落ち込まない
木兎さんは何だか珍しい
いつもなら直ぐにショボくれモードに
はいる木兎さんだ
今回は本気だと思い知らされる
その後も試合が行われいいスパイクが
決まるたびに木兎さんは
へと目を移す
疲れないのか?いちいち
木兎「へいへいへーーい!!!、どうだ〜おれのスパイク!!」
木兎は遠くからの視線を感じたのかを見て大声で話しかければは愛想笑いに手を振り、木兎は嬉しそうに赤葦に話しかきた
木兎「なーなー!!あかーし見た?!いま手振ってくれた!!!」
赤葦「あーはい、多分社交辞令だと思いますけど」
俺の"社交辞令"という言葉にも
反応せず、再び試合に戻る木兎
そろそろ末期だなこの人…
その後も木兎はへとアピールし続けるも、は明らかにそれをスルーしていた、そういう相手には慣れているのだろうか特に慌てる様子も見られなかった
最後の試合が終わり
これで2日間の合宿は終了だ
次は再来週の1週間丸々合宿
木兎さんは2週間に
会えないとギャアギャア
喚いていた
木兎「あー、早く2週間経たねーかなー」
赤葦「木兎さん、さっき終わったばっかりですよ…」
待てが出来ない犬か
この人は…
でも、木兎さんの言う通り
早く2週間経って欲しいと
思うのはおかしいだろうか
木兎「よーーし!!会えない分最後に思いっきり堪能してくる!!」
赤葦「ちょっと、木兎さん!」
体育館の前で話していた木兎がいきなり何かを思いついたように体育館から飛び出し学校中走り回れば何かを探しているようで