第41章 絢爛
謎の2人が来てから烏野は少しずつ試合を勝利していく、その姿を見た木兎達は興味津々な表情で試合の様子を見ていた
木兎「いや〜、今年は面白くなりそうだな」
赤葦「………」
烏野高校の9番と10番も面白い
変な速攻を使ってくる2人組み
でも、やっぱり13番からも
目が離せない
何か気になる…
それは木兎さんも同じみたいだった
その夜、梟谷学園高校の寝泊まりする部屋では早速枕投げが開催されていた
木兎「覚悟しやがれお前ら〜!!!」
両手に真っ白な枕を二つ持ち1人ノリノリで枕を部員達にぶつけていく木兎、他の人は またか…とでも言いたげな顔で主将の遊び相手を嫌々していた
赤葦「(この人本当に3年生か……) 木兎さん、そろそろ寝る準備しないと———ッ」
巻き込まれないように壁にもたれ掛かる赤葦は壁に掛けてある時間をみては木兎に話しかけるも、気付いた時には顔面の目の前まで枕が飛んで来ていて 見事に赤葦の顔にボフッと音を立ててクリーンヒットする
赤葦「……………」
イラッときた赤葦は時間も忘れ、嫌々渋々やっていたメンバーも途中から火がついたように木兎と共に枕投げをし出せば部屋中がぐちゃぐちゃになる
赤葦「はぁ…はぁ…」
ダメだ…この人の流れに乗るのは
危険だ、そろそろやめないと——
木兎「あーもー、やめたっ!!!あかーし喉乾いた!」
夢中になって枕投げをしていたかと思えば、自分で始めといて枕をそこらへんに投げては財布を持ち外へ出ていく、その後ろを渋々ついていく赤葦を部員達は哀れみの目で見ていた
木葉「あっ、逃げたな木兎の奴!!」
長尾「"逃げた"、というより…あれは"飽きた" だな…」
部員 (((す〜ぐ飽きるからなぁ〜うちの主将は…(笑)」