第39章 追憶
その後3人は昔に戻ったように格闘ゲーム、エアーホッケー、シューティングゲームなど遊んでいけば、すでに時間は9時を過ぎていた
黒尾「んじゃあ、そろそろ帰るか」
一通り遊び終わった私たちは、明日から学校があるため早めに帰ろうとする
「あれっ…もう、そんな時間かぁ〜」
店内にかけてある時計をみれば少し寂しそうにそういうも3人は店内から出て家の方へと歩いて帰っていく
黒尾「そんな寂しい顔すんな、また今度な?」
私の寂しそうにしている顔を見て微笑んだ黒尾は私の頭にその大きな手を乗せて優しく撫でる
研磨「……昔みたいに毎日は遊べないけど…こうやってお互いバレーがない日は…また来ようよ…」
研磨もそれに気づいたのか昔見たく私の片方の手をギュッと握り締めそのまま歩き出せば反対側の手を黒尾が握る
黒尾「だからさ…おじさんとおばさんと、あんま喧嘩すんなよ?」
昔から家族ぐるみの付き合いだった私、黒尾と研磨、2人は私の両親のことをよく知っているし、おじさんとおばさん、そういつも呼んでいた