第36章 衝突
そのまま日向が目を開けたまま、速攻に挑戦するも最初の一回目、日向は空振りする
「!!!!」
影山「(ボールに気を取られて、MAXのジャンプじゃない…!)」
それを見て、影山が思い、何回も挑戦するが、何度も失敗する
それでも”もう一回!”という日向に影山は
影山「速攻できるか分からない攻撃を繰り返すより、今までの攻撃とかサーブとかブロックとか、他にやること山ほどあるだろうが!!」
影山は感情的に叫ぶ
日向「でも俺は…この速攻が通用しなきゃ、コートにいる意味がなくなる!」
そう日向も言い返す
影山「この速攻にお前の意志は必要ないって言ったんだ!俺がブロックに捕まんないトスをあげてやる!」
日向「それじゃあ俺はうまくなれないままだ!」
影山「春高の一次予選、来月だ。すぐそこだ、そん時武器になんのは!完成された速攻とまったく使えない速攻どっちだよ!」
そういうと影山は日向の胸ぐらを掴みそんな二人の様子に必死に止めようする谷地
谷地「喧嘩はやめようよ…」
影山「(くっそ…俺の方が正しいはずなのに…なんで…なんで…こいつは食い下がる!?)
日向「俺は!自分で戦える強さが欲しい!」
影山「てめぇのわがままで!チームのバランスが崩れんだろうが!!」
そう言って日向を投げ飛ばす影山
影山「勝ちに必要な奴に誰にでだって、トスを上げる」
”「でも俺はお前が勝ちに必要だとは思わない」”
影山「今でも変わりねぇからな」
その言葉に悔しそうにする日向は
日向「かーげーやーま!!」
日向が影山にタックルをしかける
日向「トス上げてくれるまで!離さない!」
それを合図に取っ組み合いの喧嘩を始めてしまう二人見ている谷地もどう止めていいのか、分からない為、誰かを呼びに体育館の外へ
日向「あの速攻、止められたじゃねぇか!今日も、青城戦も!」
影山「てめぇ!俺のトスが悪かったって言いてぇのか!」
日向「違う!!そうじゃない!完璧だった、どんぴしゃだった!なのに、止められた!俺が今のままじゃ上には通用しないんだ!!」
「ちょっと!!2人とも!いい加減にしなよ!!」