第35章 遠征
山本「じょっ…じょっ…女子が2人になっとる!!!」
山本は床に足をつけ泣き叫ぶようにそういえば
田中「見たか、虎よ…」
山本「!?」
田中「これが烏野の本気なのです」パァァァァァ
山本「くっ…!眩しいっ…!」
黒尾「じゃあ、準備出来たら直ぐ体育館行くぞ。もう、他の連中も集まって来てる」
澤村「…おう」
準備完了すれば澤村の後をついて体育館に入っていく
澤村「お願いしアす!!」
烏野「「しあーーす!!」」
体育館に入れば既に他の高校も来ていてアップしている途中で
黒尾「アップ取ったら、後はひたすら全チームでぐるぐると試合をやる」
澤村「おう」
黒尾「1セット毎に、負けた方はペナルティでフライング、コート1周だ」
菅原「なぁ、前の練習試合の時、音駒にあんな奴居たっけ?」
東峰「めっちゃこっち見てる奴?」
菅原「そう」
菅原の目線には銀髪で緑色した目の音駒の選手がいて
「誰ですかね…もしかたら新しく入った1年とかですかね?」
菅原「さぁ…どうだろうね…てか、大鷲なんかすごい気合い入ってない?」
腕まくりをして肩を出している私を見れば菅原がそういい
「え?!そうですかね?前回負けたんで、今回ので挽回しなきゃいけないなーなんてぇ」
菅原「ははは、そっか〜頼もしいなぁ、うちのエースよりも何倍も」
旭「ぇえええっ」
そんなことを3人で談笑していれば烏野アップに取り始める
烏野 16対 梟谷24 試合最中
澤村「大鷲!前前!!」
「くそッ…ブロック一枚じゃ防げない!」
梟谷のスパイクは私のブロックを軽く避け、西谷はレシーブを綺麗にあげる
澤村「西谷ナイスレシーブ!!」
?「レフトレフトォー!」
旭「くそッ!」
最終セット、旭のスパイクはブロックされ烏野コートに落ちれば
16対25で梟谷の勝利
澤村「じゃあ、フライング一周!」
烏野「「うーっす」」
ギィイイィ
体育館の扉が開かれた先にはセクシーなお姉さんが立っていた
「おっ、まだやってんじゃん、上出来」