第35章 遠征
東京 都立音駒高校 校門入り口
田中「オオッ!あれはっ!あれは、もしやスカイツリー!!?」
宮崎から東京までバスで来た烏野バレー部、着いた途端田中はあるものを見てテンションが上がる
海「いや、あれは普通の鉄塔だね」
黒尾「ぶっひゃひゃひゃひゃひゃ」
田中はただの鉄塔を見てスカイツリーと勘違いしたのをみた黒尾はそれをみて爆笑する
「よいしょっと!荷物これで全部かな?」
バスから降りた私は爆笑している黒尾を発見すれば挨拶をしに駆け足でやっていく
「やっほークロ!元気だった?」
黒尾「おう、お前がいなくて元気じゃあなかったけどな〜」
駆け寄って来た私の耳元でそう呟く
「私はクロがいなくて元気100倍だったけどね!!!」
意地悪そうにニヤっとするクロから少し離れ ベーっと舌を出してはそこから立ち去り月島達のところへ戻る
黒尾「言うようになったじゃねーの……─ていうかオイ、なんか人足んなくねーか」
澤村「実は─」
ある2人がいないことに気づいた黒尾は、近くにいた澤村に聞く
〜数日前 部室〜
菅原「あれ!?日向は…英語、自信あったんじゃ……」
月島「終了間際に解答欄が一個ずれてたのに気づいたらしくて…」
日向英語 21点 影山国語38点の回答用紙を見た部員達
「……もったいない………」
旭「マジか…英語の小野先生そういうの許してくれないんだよな……」
山口「谷地さんもすげーショック受けてましたよ…」
解答欄を見た私はプルプルと震え悔しそうにする
日向「ごめん…、せっかくお泊り勉強会開いてくれたのに…」
「いや、謝んなくていいよ翔陽…仕方ないね…」
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澤村「と、まぁ、そんな感じでな…」
澤村は黒尾に先日の出来事を説明する
黒尾「え、じゃあ、あの超人コンビ、今頃補習受けてんの」
澤村「ああ…まぁ、でも…」
山本「うおおお!!?」
澤村&黒尾「!!?」