第34章 新芽
影山「…(チッ…あの2人ちけぇよ…)」
後ろで私と月島のやりとりを見ていた影山はイライラし始める
清水「あと今日は、私が突然お願いして急遽、委員会の仕事の前に来て貰ったから、今日は顔見せだけ!」
谷地「よ、宜しくお願いシャス…!」
谷地が皆に頭を下げれば
部員「「シアース!!!」」
谷地「ひい!?」
清水「慣れるまでは、取り囲んでの挨拶止めて!」
澤村&東峰「???」
翌日 昼休み
「おっほほ〜♪今日も大量大量〜♪」
昼休み、私は購買から買ってきたパンやおにぎりなどを抱えてクラスに向かえば4組から日向と影山が少し怒ったように出ていく姿を見つけるも、私はお腹が空いていたからそれをスルーして教室に入り自分の席に着く
「あれ、蛍〜さっき翔陽と飛雄が4組から出ていくの見えたけど、どうかしたの?」
先程また光景を疑問に思い、近くにいる月島に聞く
月島「なんか勉強教えて欲しいらしいよ、昼休み中にも…まぁ、営業時間だから追い払ったけど…」
「営業時間って…笑 冷たいな〜蛍は、あれっ山口どこいくの?」
月島と話していれば山口がいきなり立ち上がり
山口「ああ、ちょっと日向達に助言を……」
「助言??そっ、いってらっしゃ〜い!」
山口がクラスから出て行けば私は買ってきた大量の昼ごはんを一つ一つ食べ始める
和也「おー、今日も大量だな!」
(すいません、宿泊研修以来の久々の登場です笑by もえ)
「へへへ、たくさん食べないと成長しないからね〜」
あの日、宿泊研修の時告白されて以来あんまり話していなかった和也、避けてたって言うより少し照れくさくてあんまり私からは話しかけていなかった、ただ席が近いためこうやってたまに和也と一緒に昼ごはんを食べることもある
月島「…………」
2人の会話が聞こえないようヘッドフォンを装着してガンガン音楽を聴き始める
月島 (というか、高橋の情報によれば飯田は大鷲に告白したんだよね?普通に話してるってことは振ったってことだよね…まぁ、どうでもいいけど……)
「はぁ〜お腹いっぱい!もう食べられないや…パン半分残っちゃうなぁ〜」