第33章 進展
(R18、苦手な方は飛ばしてください)
時間はすでに夜9時を回っていた
辺りは真っ暗で先ほどとは変わって、2人はお互いに正面を向き、影山の胸元に抱きつくような形で寝あっていた
「んんっ……」
寝返りを打とうとしたがガッチリと抱きしめられてるため動けず、少しだけ汗をかいて気持ち悪くなったのか目が覚めてくる
「ん〜飛雄、翔陽………ん?」
眠い目をゴシゴシとかいて、2人がいることを確認しようと思ったが目の前は真っ暗、更に自分を誰かが抱きしめながら寝ている状態を一瞬で把握する
「!?!?!?!(えっ?!誰?!この大きさ…飛雄?!何でここで寝てるの?!というか何で私を抱きしめてるの?!もうどうなってるの〜?!)」
抱きしめている体を少しだけ押してみるもビクともせず、更に影山はピクッと寝返りを打つか?と思ったが反対に先ほどよりもきつくぎゅーっと抱きしめ足は股の間に挟まれてしまい抱き枕状態になった
(ちょっと、ヤバイってこの状況!恥ずかしすぎる……てか翔陽はどこに行ったの〜?!)
無理矢理起こすことを躊躇い、何もせずずっと抱きしめられた状態で固まってしまうこと30分
影山「ん…………」
少しだけ起き出してきた影山に私はすぐさま話しかける
「と、飛雄っ、起きて?」
起きかけたと思ったが影山は寝言か何かわからないが
影山「んー…もう少し……」
そう言い再び寝だした影山は体制を変えうずくまるようになれば胸元に顔を埋めるように寝る、首元がガバッとあいたティーシャツのため谷間に直接顔が当たる感じになる
(ぁあっ、もう飛雄のバカっ…寝息が胸にかかって……」
影山「スーースーー」
胸元に影山の寝息がスーッと当たると私の体はそれにピクッと反応する
「ンッ……///」
更に影山は枕と勘違いでもしてるかのように、自分の顔をグリグリと谷間に押し付ければ下着が乱れて遂には胸の突起物が顔に当たる
「あっ……(もう、ヤバイ…起こさなきゃ…)」
「飛雄?飛雄っ、起きて?」
影山「ん……おお、わし?」
我慢ならなくなり私は飛雄の方をポンポンと叩けばうっすらと目を開け起きだす