第33章 進展
「お待たせ〜、はい、私特性温玉のせポークカレー!お口に合うか分かりませんが〜、召し上がれ♩」
日向「うまそー!!いただきまーす!」
影山「……頂きます」
2人はカレーを目の前にしてテンションが上がり、手を合わせればよほどお腹空いていたのかガツガツと食べ始める
日向「うめぇーーー!お代わりある?!?!」
影山「……CoCo○よりうめぇ…」
「お代わりたくさんあるよ!…当たり前でしょ〜?これでも毎日自炊してるんだから♩腕には自信ありますよ〜」
美味しそうに食べる2人を見てニコニコと満面の笑みで笑いかける
「……やっぱ、誰かと食べる料理って、一段とおいしいなぁ……」
日向がお代わりをしに行ってる最中、私はポツリと独り言を言う
影山「お前、ずっと一人で食ってたのか?」
「え?!あ…うん、おばあちゃん入院しちゃったし、それより前も部活から帰ってきたときはおばあちゃん先に寝て基本1人だったかなぁ……もう慣れたけどねっ」
眉を下げ、寂しそうに食べる私を見た影山は食べる手を止めて私をじっと見つめてくる
「……んっ?どうしたの?飛雄」
影山「……いや、なんでもねー」(日向来たら困るし…今は黙っておこう…)
言いかけた瞬間、日向がいたのを思い出してはそれを言うのをやめカレーを食べ始める
日向「おかわり、もらったぞー!」
影山「俺も、お代わり頂くぞ」
3人は黙々とカレーを食べた、日向と影山は言わずもがな、三杯もお代わりして満足していた
食後、少しの休憩を挟んで再び勉強を始める、再び英語で、今回は私のノートを写す作業となった
「それじゃ、写し終わったら言ってね、私ちょっと昼寝する〜」
日向「おう!」
影山「お前、食べてすぐ寝たら豚になるぞ?」
「それを言うなら牛ね、牛!いいの〜たまには、昨日も夜遅くまで勉強して朝は早起きしたから、ちょっと昼寝〜」
4時過ぎ、お腹いっぱいになった私は机の横にあるベットに横になりウトウトと寝始めるも、外が暗くなり始めた時、日向の携帯が突然なりだす
日向「あーーーーーっ!!!!ヤバイ!!忘れてた!」
影山「ぁあっ??」