第33章 進展
日向「ん〜……っと、あ、アルバム発見!」
影山「アルバム?」
ゴロゴロ寝転がっていく日向の頭にコツンと当たれば日向はそれを持ち上げると アルバム と書かれていた
日向「これ、のアルバムだ!中見ちゃお〜っと」
影山「おい、勝手にみたら大鷲怒られんぞ?」
日向「真面目か!!」
影山もそう言いながらも興味津々に日向が開くアルバムを見る
日向「 10歳 海で〜 」
影山「昔からロングだったんだな…」
日向「 12歳 翔陽……あ!これ俺とバレーしてる写真だ!」
影山「お前、あんま変わんねーな」
日向「な?!身長!身長は変わってるだろ!!」
影山「……大鷲より小さぇえじゃねーか…」
大鷲と隣に写ってる、かなり小さな日向、見た目は今と全く変わっておらず影山は失笑する
「ねぇ〜、飲み物、お茶かコーラどっち飲む〜?」
料理最中の私だったが、飲み物を出すの忘れてたため部屋に戻ってくる
「あっ!!!それ!!私のアルバム!!何見てんのよ!!?」
日向「うわぁっ!驚かすなよ!」
影山「見られて変なものとかあんのかよ?」
「あ、いや別にないけどさ…恥ずかしいじゃん?なんか……まぁ、いいけど、それより、お茶かコーラどっち飲みたい?」
一瞬日向から取り上げたアルバムだが、影山にそう言われれば再び日向にアルバムを返し、先ほどの質問をもう一度して
日向「コーラ!」
影山「お茶」
「はーい、今持ってくるね〜」
日向&影山「「あざーっす!!」」
3分後
「はい、コーラとお茶ね〜、お代わり自由にしていいから〜じゃ、私は料理に戻るね」
飲み物をもらった日向と影山は再びアルバムに目を通す、小学生時代、中学生時代、研磨、クロとの写真、世界ユース活躍中などの写真を一通り見た、が、それ以降のページは真っ白なページが続きそこで終わっていた
影山「……(あれ以降、あいつはまだ泣いたりしてんのか…)」
日向「ちっちゃい頃の、可愛かったな!!……あ〜腹減ったな〜まだかな〜」
10分後、私は影山のリクエストポークカレー温玉のせをお盆に運んで持ってくる