第29章 進化
「でもお昼はちゃんと食べなさい」
聞こえたのは、清水の声
日向&「し、清水先輩!?」
驚く日向と私
清水「あと、あんまり奇声を発しないように。部室まで聞こえた」
(
日向が謝ろうとすると、また声が聞こえてきた
「「潔子さん~!」」
田中「潔子さん!今日も美しいッス!」
西谷「あなたに会いにきました!」
田中&日向「「あなたに一緒についていきまーす!」」
清水ににうまく避けられる2人
縁下「ケガすんなよ」
と、縁下さん
「先輩達、今日休みじゃ…」
縁下「じゃ、何でお前らはここにいるんだ?」
山口「ちわーす!」
体育館の外から声が聞こえるとそこには
月島「ちっす」
小さく会釈をする月島と山口
田中&西谷「「後は3年か…」
土だらけの西谷と田中がいう
縁下「でも今日は元々部活ないし…」
少し不安そうにそう返す縁下
田中「おいおい、3年が引退なんてするわけねぇだろ」
田中さんの言葉に日向は戸惑う
日向「え、どういうことですか?3年…」
日向「3年生は…3年生は残りますよね!」
不安そうに清水に聞く日向
日向「春高に行くって言ったの!変わらないですよね!」
少しの沈黙の後、外から足音が聞こえた、聞こえた後の影山の顔が少し晴れる
清水「うん…。変わらない」
清水の言葉に嬉しそうにする日向
走ってきた3年生に田中が
田中「遅いっすよ!」
菅原「行くぞ!春高!」
菅原さんがそう宣言した
烏野「「よっしゃ!!」」
菅原さんの言葉に嬉しそうにする烏野の皆
鵜飼「(つい来ちまったけど、誰か物好きなやつ来てっかな…)」
ボールの音に思わず、体育館の扉を開ける鵜飼
鵜飼「おまえら…元気じゃねぇか烏野の皆の姿に安心したようにそう言う
澤村「改めて、ご指導よろしくお願いします!」
烏野「「「「お願いしまーす!!」」」」
皆、前を向いて進もうとしてた