第24章 宿泊研修
先生「それじゃあ……最後のレクレーション……恐怖の肝試し、真っ暗の森をお前たちに探索してもらう………班の中でグループ分けして2人1組になってもらう……そしてゴールに置かれた巻物を持ってくるというミッションだ………道中いろいろな仕掛けがあるが……それに耐えてゴールまで行ってください………」
生徒が全員集まったところで、先生はおもむろにポケットから懐中電灯を自分の顔に照らせば どこからか怖いBGMが流れてくる、この事は生徒全員に知らされてなく先生たちのサプライズだったようだ
女子生徒「はーー?!嫌だー!!私無理!!」
男子生徒「やっべー!2人一組だってよ!面白そう!」
加奈「えーー!私も怖くて無理だよぉ」
山口(宮島さんと一緒になれますように宮島さんと一緒になれますように宮島さんと一緒になれますように!)
生徒たちは怖くて泣きそうになってしまう生徒もいれば、あわよくば好きな女の子と2人になれますようにと願っている人もいた
月島「バカじゃないの……幽霊なんているわけないのに……」
「…………………」
加奈「あ、大鷲君??大鷲君は怖くないの?」
「………………」
山口「おーい、大鷲〜生きてるか〜」
私は先生の話を途中から聞いていなかった、いや聞けなかった、肝試しというワードを聞いた瞬間私の頭はフリーズしたのだ もはや息はしていない
成美「とりあえず………グループ分けしよっか……」
班で2人1組にならなければいけないため、グーチョキパーでグループ分けをする
私と加奈
あかりと成美
山口と月島
のグループ分けとなった
山口は宮島とならなくてすごい残念そうにしてた
先生「それじゃあ、準備できたグループからスタートしていけ〜」
「………い、行こうか……宮島さん……」
女の子とグループになったからには、私がしっかりしないと
加奈「うっうん///」
そう言った私は、宮島さんの手をぎゅっと握りしめて歩き出した
「……大丈夫?」
加奈「あ、大鷲君が居るから、怖くないよ///」
「そっか…よかっ」
私がそう微笑みかけた瞬間、仕掛けであろうお化け役の人がいきなり後ろからおどかしてきた