第24章 宿泊研修
「…………」
私は月島の発言に驚いて目を開いて月島を見る
月島「な……なに?」
私に見つめられて照れ臭そうな月島
「あっ、いや……なんか素直だなぁーって、いつもなら馬鹿とかアホとかチビ!とか言ってくるくせに」
月島「……逆に言って欲しいの?」
「イヤイヤイヤイヤイヤイヤ!!とんでもございません!」
そう言った月島はクスッといつもの嘲笑うような笑い方ではなく、どこか自然に笑っている月島を私は初めて見た
月島「それじゃあ……」
トイレに行こうとする月島、私は暗闇1人で行くのが怖くて月島の後ろをついて行き、その後トイレから帰ってきた2人はぐっすりと朝まで寝た
——————翌日———————
朝食後、山の麓にある農家と牧場で農業体験と牧場体験をした、私たちのグループは雑草を取り、土を綺麗する作業をひたすらした、ここでは日頃私たちが食べている食材の過程を学んだ
そのあとは牧場で命の大切さ、私たちがいつも食べている食材について学んだりする1日だった
今日の夜ご飯は、農家と牧場からいただいた野菜と肉を使ってバーベキューをする予定らしい
影山&日向「にくだーーー肉肉肉!!!」
遠くから日向と影山の声が私たちの方まで聞こえてきた、それを聞いた山口と月島、私は3人で大爆笑していた事は2人は知らないだろう
「いやー、美味しかったなーこの牛タン!」
月島「昨日も十分食べてたでしょ……まだ足りないわけ?」
「いやいやいや、牛タンは毎日食べれるっしょ!」
加奈「ふふふっ、大鷲君は頭の中牛タンだらけだね〜♪」
山口「俺もう当分牛タンはいいや……ウプッ」
食べ過ぎた山口はもう食べたくない、と残りを私にくれた、山口、神様だ!!
先生「それじゃー食べ終わったグループから、最後のレクレーションの準備しておけよー」
「最後のレクレーション?そんなのあったけ?」
山口「さぁ……しおりにはそんなの書いてなかったけど…」
加奈「うん、私も知らない……」
食べ終えて片付けた班ごとに先生たちの前に集まるも、生徒たちはよくわからないまま整列していた