第24章 宿泊研修
「あっ…飛雄は?どこか怪我したんじゃないの?」
先程ドアを開けながら痛いと言っていた影山を思い出してはそう聞いて
影山「ぁあっ?…ああ、俺のはもういい……治った(お前を見たら痛みなんか吹っ飛んだわ……)」
「ぇえ〜?なんだそれっ!」
影山の謎の即完治に私は変なの〜と笑えば、そのまま私の班まで影山は送ってくれた影山は自分の班に戻って行った
加奈「大鷲君、大丈夫だった?」
「あ、うん、和也が湿布と包帯を巻いてくれたから…って、あれ?和也は?」
山口「あ〜飯田ならさっき、他組の女子に呼ばれてどっか行ったよ〜……もしかして、告白だったりして!モテそうだし」
「そ、そっか/////」
山口の言う"告白"という言葉に私は反応してしまい、顔が赤くなったのを月島は見逃さなかった
月島「…………」
その後、レクレーションでゲットした食材たちでカレーとその他豪華なトッピングで豪勢な晩御飯になった、牛タンを食べた私は影山の謎の即完治と同様、牛タンの力で痛めた足はなんとかなった(笑
その夜
「はぁ〜今日もいろいろ大変だったな〜」
女子たちが寝静まった後、私は小さな椅子を外に置いて真っ暗の中夜空を見上げていた
月島「もう足は大丈夫なの?…」
テントの中から寝付けなかったのか月島が出て来た
「あ、月島……月島も寝れない感じ?」
月島「まぁ…そんなところ…」
「みて、星……綺麗だよ、流れ星もあるかなぁ?」
私たちの間に少しの沈黙が流れた
「月島さ……なんか今日はいろいろごめんね、私合宿以来月島になんか嫌われてるのかなーとか思っちゃったりしたけど……」
そう言った私の言葉に月島の頭の上には?が浮かんでいた
「あ、いや…お風呂の事といい、今日の事といい…私がいつもおっちょこちょいで月島に迷惑かけてるなぁって…」
月島「別に……怒ってもいないし…迷惑でもない…」
そう行った月島は照れ臭そうに下を向く
「そっかぁ……嫌われてなかったかぁよかった♪」
月島「嫌うわけ……ないだろ」