• テキストサイズ

[ハイキュー!!] 地上のアルタイル

第24章 宿泊研修


「んー……俺の勘からして、こっちなんだけどなー…」

グループの先頭切って歩いてきた私、20分歩いてもなかなか先生達のいるポイントに着かず

月島「ちょっと……地図貸して……」

そう言った月島は私から地図を奪い、周りの看板や歩いてきた道を比べて歩き出す


成美「あっ!他のグループ発見!しかも先生達もいるよ!」


少し歩き出した先には他のクラスの班と先生達がいた


「あ、こっちか!なるほどなるほど〜!そこまで走れー!」


先生達を見つけた私は一目散に走りだす




和也「そう言えば、地理のクラスでも地図の見方で迷ってたよな……」


山口「部活の時も…学校周りランニングしてて1人だけ道間違えてたような……」



加奈「大鷲くん、方向音痴なのかな…クスッ」



先生「おー!やっときたかお前ら〜、4班だな?全員いるか?」


4班「「はーい」」



先生「それじゃあ、宮崎ご当地クイズ!宮崎で有名なずんだ餅は、周りの枝豆をすりつぶして作る緑色のペーストのことです。名前の由来としては、豆を打つ「豆打(ずだ)」がなまって「ずんだ」になったという説がありますが、それの他に違う説があります、さてその説とはなんでしょうか?」



「はぁあ?!なんだそれ!ずんだ餅は食べたことあるけど……そこまで詳しくないよ……」


山口「うーん…全くわかんないや……」


月島「…………伊達政宗が出陣の際に用いた陣太刀(じんたとう)で豆をすりつぶして食したことから、陣太刀がなまって「ずんだ」になった……」



4班「?!?!」



先生「凄いなぁ!これを答えれたグループはお前らが初だぞ!」



和也「月島すげぇ!お前ずんだ餅ファンだったのか?!」


「実は実家がずんだ餅屋とか?!」



山口「ツッキー博識〜♩」


月島「うるさい山口…………昔お婆ちゃんとずんだ餅屋に行った時、女将さんがそう言ってたの……思い出しただけ」


先生「正解した4班には、宮城県産の枝豆を贈呈するぞ〜」


「わーい!サラダのトッピングゲット〜!ナイス月島!」


成美「なんか意外だね、月島くんて物知りなんだネ、あかり♩」



あかり「うん…カッコいい……」


山口(高橋さんのツボそこなんだ……)



/ 350ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp