第24章 宿泊研修
レクレーション 第2
班対抗、食材争奪戦 ここでは班が多いから5班だけ各グループに拡散することになった
私たちのグループには 飯田和也 バスケ部の長身君が入った 彼はクラス、いや学年でもトップに入るほどの学力でさらにイケメンスポーツ万能な人気者の男子だ
(な、なんか私のグループ…濃いなぁ……笑)「よろしくな!和也!」
和也とは席も前後でよく話す仲、こんなスペックで男友達も多く 恋愛漫画 君に○けでいう風○くんみたいな男子だ 高橋さんと隣に並んだら、なんか……モデルの撮影をしているみたい笑
和也「おー!もいるのか!頑張ろうな!」
月島「………」
山口「えっと……確かルールは、この山の地図に書いてある各★のポイントに、先生達がいるんだよね?そこでクイズに答えて食材ゲットするんだったよな……でも外れて食材なかったらどうなんだろ……そのグループだけ夜ご飯なしとか?!?!」
「ええええ?!それはヤバイ!餓死する!!」
月島「いや、1食抜いただけで餓死はないデショ……」
加奈「えっと……一応ベースとなる食材はあるみたいだよ!ただ、それに追加食材としてクイズに正解したら貰えるんだって!」
山口「そ、そっか!宮島さんよく先生達の話聞いてたんだね//」
宮島と話せただけで嬉しそうにする山口
「なるほどね!ってことは牛タンとかあるかなぁー」
追加食材と聞いた私は牛タンがあるのかと想像すればヨダレを垂らし
和也「あっはははは、はどんだけ牛タン好きなんだよ〜この前親父からもらった仙台一うまい牛タンやったろ〜?」
「おお!あれはかなり美味かった!秒で食べたよ!」
月島「ほら小ちゃいの………早くしないと遅れるよ、君リーダーでしょ」
他の班が続々とスタートしている仲、私と和也がくだらない話をしていたため少しスタートに遅れるも月島が話している私の手を引っ張りスタートから歩き出す
あかり「…………」
山口「ど、どうしたの?高橋さん、眉間にしわ寄ってるよ……?」
あかり「別に………」
山口「そ、そっか…ごめん……(お、俺嫌われてるのかな……なんか高橋さん怖い………)」