第24章 宿泊研修
レクレーション第1 綱引き
このレクレーションはクラスごとで、第1戦は1組対2組、3組対4組、5組対6組の順だった
1組対2組は1組の勝利、日向のいるクラスだ
準備委員「それでは3組対4組の綱引き始めまさので、準備をお願いします!!」
影山「おい、大鷲!」
「あっ、飛雄〜!元気にしてたー?さっきの写真見た?よく撮れてでしょ〜♩」
影山「ぁあ"?!……お前あんなの送ってきて喧嘩でも売ってんのかよ……月島……なんかと……同じグループとか………」
「え?何?最後なんて言ったの?」
喧嘩売ってんのか〜の後、影山はうつむき際にボソボソっと話したためあまり聞き取れず
月島「僕が何?………」
影山「!!!!………テメェには負けねぇ月島!」
影山は月島を指差し、その場から立ち去る
「あはははっ、なんか今の日向みたいだったね♩」
月島「…………」
準備委員「それじゃあ、クラス対抗、綱引き3組対4組!スタート!」
綱の横に並んだ私たちは、笛の合図と共に綱を引き上げ一生懸命後ろに体重をかけて引っ張る
「おおおらあああああ!!」
男子生徒「お前らもっとひけぇええええ!!!」
影山「オラアアアア!!月島ブッコローーース!!」
月島(なんで僕………)
ピーーーッ!
勝者!3組!
ギリギリの戦いだったが、最後の最後、4組の女子達の足がもつれてしまったらしくその隙に3組は一気に引っ張り4組は負けた
「あっちゃー、負けちゃったね!」
加奈「ご、ごめんね……私も足がもつれちゃって………」
「なんで謝るの?仕方ないよ、女の子なんだもん次は勝とうね♩」(私も、女の子だけど一応笑 力は自信あるから!)
加奈「あっ///うん♩」
影山「………」
3組の方からやけに怖い顔して笑っている影山がこっちを見ていたが私と月島はそれをスルーして次のレクレーションの準備に取り掛かった