第24章 宿泊研修
月島「………zzz」
そんな他愛のない話をしていたら、他の男子生徒がコソコソ話し始めた
男子生徒1「うっわ、見ろよ月島のやつ、高橋さんと同じグループな上、バスも隣、更にはおやつもらってるくせに寝てやがる!!なんてもったいない奴!!」
男子生徒2「しかも大鷲と宮島さんもなんか仲良くね?!あいつらのグループずりぃな……女子トップ2と同じ班とかやべーって」
男子生徒全員 ((((羨ましい…!!!!)))))
—————2時間後——————
「んーー!!気持ちいいなぁ山は!」
2時間後、私たちのバスは宿泊研修場所にあるとある山奥に着いた、久しぶりに2時間も乗ったバスで疲れたのか私は大きく深呼吸をして背伸びをする
月島「ふわぁ……」
「ちょっと月島〜、せっかくクラスのマドンナ高橋さんと席隣にしてあげたのに、ずっと寝てたわけ?」
月島「はぁ…別に頼んでないし」
まだ眠たそうにしている月島を見た私はコソコソと月島に話しかける
「あんまり月島が女の子と話してるの見たことないし、私くらいじゃない?女の子の友達って、せっかくの高校生活、エンジョイしなよ〜」
めんどくさそうにしている月島の背中を押せば月島に女の子の友達私以外いないんじゃないかと思った私は月島を説得する
月島「…………」
「まったスルーした!」(というか、バレー合宿の時からなんか月島変!なんか私避けられてない?!」
先生「それじゃあ、まずは班ごとに別れて、テント張ってけー!」
1班でテント2つ、女子と男子別々の寝る所を確保する
加奈「ここらへんとか、どうかな?」
成美「いいねっ!川近いのいい!川の流れる音を聞きながら寝る、まさに青春だねぇ♩」
山口「そうだね、じゃあここにしよっか」
水飲み場、トイレからは結構離れていて街頭はないが、夜は星空が満点に見えそうで、川の流れる音も聞こえるいい場所だったので全員一致でその場所に決定した
あかり「よいしょっと、あ、あれ……届かない……」
テントを立ててる身長高い組、山口、高橋、月島、一方私、宮島と島田は荷物の整理をしていた