第2章 悪戯エメラルド【A×S×?】
【MASAKI】
そんなこんなで。
思いがけないことが起こり、
俺たち三人は恋人同士になった。
災い転じて、なんとか…って、
まさにこの事だよね(^^;
まあね。
俺っていうよりも、翔ちゃんかさ、
所謂『3P』に目覚めちゃったから?
3人で会うときは
いつも3人でいたしてた…
そりゃあもう、猿か?っつー程に(^^;
だけど、俺と松潤の間には、
突っ込んだり、突っ込まれたり、
そういう行為は存在しない。
↑もう少し、オブラートに包もうかっ(^^;
この夜は珍しく、新鮮さが欲しい、
って言う翔ちゃん希望で、
二人ずつ交代で…ということに。
二番手の俺は、暇潰しに
リビングでドラマの台本を読んでいた。
↑まじめにやろうか!真面目に!!
「さて、そろそろ風呂に入っておこうかな~♪」
翔ちゃんが松潤と二人で寝室にしけ込んでから、かれこれ一時間は経った頃。
いつ交代してもいいように、と
俺は風呂に入って、身体を隅々まで洗い、
ご機嫌で風呂から出た。
口笛を吹きながら、
寝室の前を通りかかったとき…
「…ぁあ、潤…もっと、ソコ…」
俺の耳に飛び込んできた、愛しい人の艶めく声…
…………
……………(´-ω-`)…
いつも聞いているのに、
何だか別のものに感じた俺は、
こっそり寝室のドアに近付いて、
ドアに耳を当てた。
「…翔…ここ、イイの?…これは、どう?」
「あぁ、潤…気持ちイイよ…凄い…」
ゴクリッ…生唾を飲み込んだ俺の頭に、
あの日の事がフラッシュバックする…
翔ちゃんを松潤が突き上げる横で、
俺は自分で、自分を……
…………
どうしても…沸き上がる衝動を押さえれなくて…
俺は音を立てないように、
ドアを、そっと細めに開けた。
暗い部屋の中、
先日松潤が付けたスポットライトに、
二人の白い肌が見えた。
上に跨った翔ちゃんを、
下から激しく突き上げている松潤…
翔ちゃんんはその上で、
目を閉じて、尖った顎を突き出し、
腰をくねらせて踊っていた。
なんてっ……
なんてヤラシイんだよ///翔ちゃん……
ズキンッ//////
俺のは、反応した。
……マジかよ(ー_ー)!!