第2章 悪戯エメラルド【A×S×?】
白い腰をしっかりと抱え、
その場所だけを、強く突き上げた。
「ああああっ…翔ちゃん、イク、
もう、出るっ///」
「翔くん…出すよ?
…あっ、イクッ…んんあぁ///」
…………
俺たち二人の前で、愛しくて堪らない人が
意識を無くして転がっている。
その口元からは、恋敵であるはずの男の欲が溢れ出して伝わっている…
その姿が…
俺の征服欲を、酷く満足させていのが、
不思議で堪らない…
………
ずっと…
俺のものだった……
俺だけのものだったはずの彼が、
別の男を受け入れた…
しかも、悦びに震えながら…
そしてそれを見て、最高に痺れた俺……
………こんなの…
地獄に堕ちるかな??
神様も許さないかも……
でも……
「松潤…翔ちゃんの事、綺麗にしてあげよう?」
放心状態の彼に声を掛けると、
弾かれたように立ち上がった。
「うん…俺、タオル絞ってくるよ」
松潤は、裸のまま、
転がるように寝室を出て行った。
……翔ちゃん…ごめんね?
無理させちゃったね…
今まで、
深夜の高速道路の駐車スペースとか、
ホテルの窓辺に立たせて、とか、
日テレのトイレの個室とか、
刺激的な場所で翔ちゃんを抱いてきたけど、
お前……(-_-メ)
そんなところでヤッてたんかい!
この、変態野郎が///
今日が…
今までで一番…最高に興奮した…
松潤が持ってきた蒸しタオルで
翔ちゃんの身体を拭いた。
二人掛かりであちこち触っても、
翔ちゃんはあどけない顔して眠っている。
「松潤、押さえてて」
「あ、う、うん」
二人分の熱を受け止めた孔を、
指を突っ込んで掻き出すと、
大量の白濁が流れ出た。
「これで、お腹痛くならないかな?」
「…翔くん…大丈夫、かな~?」
心配そうな彼に、
俺は笑って頷いた。
「ごめんね…翔くん…」
そう言いながら、
優しく、慈しむように、
身体を清める松潤…
「あのさ、松潤、翔ちゃんと付き合いたい?」
「えっ!?」
驚いて目を丸くする松潤に、
俺は静かに言ったんだ。
「翔ちゃんのこと、俺とシェアしない?」
と……