第1章 魅惑のルビー【Ｓ×Ｏ】

唇を激しく吸いながら
片手がサワサワと肌を滑って

胸の先っちょを
クリュ…と掠めていくから

「…はぁ…っん…」

思わずキスをほどく。

ピクンと背中に力が入って
体が甘く反応し始めて。

もっと刺激をくれるのかと思って
ぷるぷるしながら待ってたら

翔くんの意地悪な指は
乳首の周りをクルクルと撫でただけで

お腹や脇腹を通って内腿をスリスリ…

「…あぁっ…ねぇ、やだぁ…」

焦れったくて
ちょっと腰を浮かし気味にして
勃ち上がってる茎をユラユラ揺らして
主張させてみたんだけど

翔くんは…クスクス笑いながら
下腹部と内腿を撫でてばかりで

「智くん…可愛い♡」

肝心なとこは
どっこも触ってくれないっ(T^T)

触れてほしいところに神経を集中させて
どこもビンビンにさせながら
待ってるっていうのに…っ

「しょ、くっ…ねぇ、お願い…っ…」

絞り出すように
掠れた声で懇願しても

「んふふ～♪」

嬉しそうに顔をほころばせて
手はサワサワさせたまま
また首筋に顔を埋めてきて…

あぁ、もぉ…完全に楽しんでんな？

根比べで対抗したい気持ちもありつつ
なんせ今日のお預けは長かったから…

……仕方ない(。ｰ`ωｰ´)

「…翔く、ん…もっと…っ…」

焦れったそうに
体をくねくねさせてみる。

「もっと…なぁに❤？」

でっかい瞳をキラキラさせて
嬉しそうな声、出しちゃって…

「もっと……欲しい……」
「何が欲しいの…❤？」
「…さ、触って？…もっと…」
「どこを…❤？」
「…気持ち、よく…なれるとこ…っ」
「それって…どこよ❤」

あぁっ、もうっ……

❤ばっかつけて意地悪すぎ！

焦らしもここまでくると
もう…拷問に近いだろ…

「ち、乳首……舐めて吸って…っ？
チンコも…ゴシゴシ、してほし…っ」

恥ずかしい顔を見られたくなくて
翔くんにギュッと抱きついた。