第1章 魅惑のルビー【S×O】
【SATOSHI】
もうさぁ…
翔くんの『焦らし』は
今に始まったことじゃないけどさ…
最初の薬を塗ってる時の
お尻突き出しポーズから
ひっくり返った悶絶のあとの
膝抱えオール全開ポーズを経て
一旦はお尻の大事をとって
寝る体勢になってからの
この素っ裸の素肌密着ポーズ…
この間の究極の生殺し時間は
…ざっと30分!
そのことを翔くんは
全然わかってない!
どんだけ焦らせんだ!
そもそもタチの翔くんの後ろのアナなんて
普段はほとんど見ることなんてないのに
怪我してるとはいえ
あんなに大胆におっぴろげてさぁ…
なんだか知んないけど
すげぇコーフンしてきて
アソコがもうカチコチ…
意地悪を言う翔くんをジッと見つめて
「欲しい…翔くんが、欲しいよ…」
って強請ったら
すぐに熱いキスをくれた。
翔くんだって
ホントは待てないんだろ~?
「…ぁっ…ゃ、んっ…」
その証拠に
キスはすぐにほどいちゃって
唇をどんどん下に移動させていく。
くすぐるような首筋へのキスから
鎖骨を吸い上げる強めのキス…
「ぁぁっ…ダメ、だって…っ」
チリっとした痛みから
逃れるように体をよじると
「ふふっ…ごめぇん…付けちゃった♪」
めちゃめちゃ嬉しそうに笑って
チュッともう一度吸うから
「ちょっ…明後日ニノと雑誌の撮影…っ」
慌ててベリってひっぺがすと
「上手く…ごまかしてね♪」
ニヤリと笑って
また甘く唇を塞いでくる。
「…ん、んっ…ふ、ぅ…」
もう…甘すぎ……//∇//)❤
…って、いやいや違う!
だ、騙されないぞ…っ
怒ってやらなきゃ…っ
そう、思うのに…
翔くんのヤラシイ舌が
俺の口内を暴れ回るから。
舌を絡めとり
熱く吸い上げて扱くから。
もう……
脳天ビリビリで
何も考えられなくなる……
ズリぃよ…翔くん……