第2章 悪戯エメラルド【A×S×?】
嘘だろ!?
俺、きっと、どうかしてるんだ…
こんな屈辱的な場面で勃つなんて///
膝頭が、わなわなと震え始めて立っていられなくて、
俺はその場に座り込んだ。
「…翔くん…綺麗だ…可愛い…」
「…潤…嬉しい…」
俺とセックスするときは、
もっと可愛らしくなって…
小悪魔みたいになる翔ちゃん…
それが普段とのギャップで、もう堪らないんだけど…
今の彼は…何て言うか…
………そう…欲望を貪欲に求める娼婦みたいで…
俺の目は、下着を高く押し上げるソコに釘付けになる。
縺れあう二人…
それは一枚の絵のように美しくもあり…
俺が見ているのに気付いた松潤は、
薄っすら笑って、翔くんのソコに手を伸ばした。
「やっ…潤…ダメ、だよ…」
「どうして?…こんなに触って欲しいって、
言ってるのに~?
ねえ…脱がしても、イイでしょ?」
「……ダメッ…恥ずかしいから…」
そう言いながらの翔ちゃんの腰は、
相変わらずゆらゆらと揺れている。
もう一度、尖った粒に吸い付きながら、
松潤は下着のゴムに手を掛け、その中に手を滑り込ませた。
「あ…潤…」
「全部、見せて?翔くんの、全部…」
翔ちゃんは黙って松潤を見つめている。
それが、答えだよね?
下着を脱がされるのを、腰を上げて助ける翔ちゃん…
当然のように、何も覆うものが無くなったソコは、
腹に着きそうなほどに勃ち上がり、
尖端をぬらぬらと光らせていた。
松潤は、わざとなのか、偶然なのか、
抜き取ったその下着を放り投げ、
それは俺の近くに落ちて来た。
………俺があげたお揃いのパンツ…
その中心は、湿って色が変わっていた。
翔…ちゃん…
泣き出しそうな気持ちとは裏腹に、
俺んのは、ズボンの中で痛いくらいに硬くなっていた。
「…ねえ…潤も…」
「いいよ」
翔ちゃんに強請られて、
松潤も着ているものを脱ぎ捨てて行った。