第1章 魅惑のルビー【S×O】
……見つめ合う俺たち…
ほらね❤
智くんのスイッチ、押しちゃったよね~?俺。
彼の目は、さっきまでと違って、
熱っぽく潤んでいる。
お尻も、大丈夫そうだし♪
「…智くん…明日休みだよね?」
「うん…翔くんは?」
「俺は1時入り」
「じゃ、午前中はゆっくりできそうだね」
「そうだね…」
「……」
「……」
「する?」
「する❤」
確認しあった途端、俺たちは起き上がって、
競うように着ているものを脱ぎ捨てた。
パタパタとベッドの下に散らばっていくパジャマ…
「智くん❤」
「しょおくん❤」
すっかりまっ裸になった俺たちは、
ベッドの上で隙間を埋めるようにきつく抱き合った。
「温っけぇ~…」
「うん、気持ちイイ🎵智くんて、もち肌だよね~」
「んふふっ…」
ホントに…
決して柔らかくないけど。
抱き心地でいったら、女子には負けるけど。
智くんがいいんだよね~(^^)
だってさ、抱き合えばこんなにもしっくりくる…
俺たちきっと、前世では一個だったんじゃないかな?
だから、片割れを見つけて、自然とこうなった…
これはきっと、運命…そうだよね?
「ねえ、翔くん」
「ん?なあに?」
「硬いの、当たる…」
「あれ?マジでぇ~?」
「もう~///焦らしてないで…早く…」
ふふ、可愛い~ヽ(^o^)丿
あんまり可愛いから、もっと見たくなっちゃうじゃん!
「早く?何?」
「……分かってるくせに…」
「分かってるけど、聞きたいの❤」
智くんは俺をじっと見つめる。
欲情の青い灯を燻らせた、熱い眼差しで…
「欲しい…翔くんが、欲しいよ…」
それには答えず、俺は智くんの唇を奪った。
背中を軋むほどに抱き締めながら…
それにしてもさ。
自分だってさっきから俺の太腿、ガンガン押してきてんじゃんか…
硬っい、『さとくん』で…❤
『シよう、シよう』って(*^^*)