第2章 悪戯エメラルド【A×S×?】
【MASAKI】
『夏疾風』のPV撮影から一週間。
この日は翔ちゃんと一緒の仕事♪
メンバー5人が二人ずつ、交代で巡って来るテレビ誌の撮影と取材。
控室に与えられた部屋で一緒に着替えをした。
着ていたTシャツを脱ぎ捨て、
上半身裸になった翔ちゃん…
その剥き出しの肩に、赤い痕を見つけた。
……あ、夕べ俺が付けたんだ…
やべっ///
衣装さんとかに見られないようにしなきゃ。
でも……
その痕が、俺に突き上げられて、
涙を流してヨガル翔ちゃんの、
艶やかな肢体を思い出してしまい…
思い…出して……ピョコンッ!
(≧▽≦)…あ~あ、勃っちゃった~…
「翔ちゃん!!!」
思わず背中から抱きつくと、
翔ちゃんは驚いたように振り返った。
「何~?雅紀…ダメだよ…」
「だって!!ちん〇勃ったんだもん!!」
そう言いながら、主張している下半身を、
翔ちゃんの腰にぐいぐい押し付けた。
「ちょっ///雅紀、何やってんの?」
「夕べの翔ちゃん、ヤラし過ぎた…」
益々硬くなるソコを、擦り付ける様に動かすと、
「雅紀…いい加減に…し…」
コンコンッ…
えっ!?
嘘っ!?
「はっ、は~い///どうぞっ」
「失礼しまぁ~す…」
そこに、メイクさんが入って来て、
俺たちは飛び退いた。
あっぶねっ~///(>_<)
「あ、お、おはようございます!
今日はよろしくね♪」
馴染みのスタッフに爽やかな笑顔で挨拶する翔ちゃんは、もうすっかり『嵐の櫻井翔』そのもので…
見境なく張り切り出してたおバカな『まさき』を
隠すため、俺はしれ~っとパイプ椅子に座った。
全くさ!!
盛ってんじゃないよ~!こんな昼間っから!!
誰に似たんだろうな~、全く(*´з`)
↑完全にあなたですから…残念っ///…古っ…
何とかヤツを静めて、無事に撮影も終了。
写真の中に、翔ちゃんへの愛が、溢れ出てしまってないかと、心配になるくらいだった。
まあ、いつもの事だけどね(^^;