第10章 振りむいてよサファイア【O×S】
なんて、
可愛くて、綺麗で、愛らしくて、カッコ良くて、清廉で、聡明なんだよ、翔くん…
かっ、感動した!!
↑昔、相撲でこう言った総理がいたよな~
↑古すぎて、誰にも分からん…
………ジィィ~~ンン(´;ω;`)
↑絶賛感動中
「よし!行きましょう!!」
翔くんは、爽やかに白い歯を見せてから、俺の手を取って走り出した
えっ!?
初秋の軽井沢
緑の芝生が眩しい木立の中
手を繋いで走る男が二人……
↑まあまあいい年
絵面的にはどうかと思うよ?
何なら、すれ違った人に二度見されるレベルだよ?
だけど……
そんなの気にしない!!
俺は叫びたいくらいなんだ
『俺は…大野智は、
櫻井翔が、だいすきだぁぁぁぁーーー!』
ってねヾ(≧▽≦)ノ
「これ、ですね♪」
駐車場で翔くんがロックを解除したのは、
グレーのSUV車…
「本当は赤がよかったんですけど、これしかなくって…」
「いや、カッコいいよ~、これ…
翔くんって、赤が好きなの?」
「あ、っていうか、からまつ林の道を、赤いSUVが一台…っていうの、絵的に素敵だな~♡って、そう思っただけです」
翔くん!!俺には、
そんなロマンチストの翔くんが素敵だよ!!
車なんか走ればいい、くらいの価値観の俺にとって、彼の発想はキラキラして、新鮮だった
あ、まあ俺、もともと免許無いから、
そういう発想自体、浮ばないのかも…
「はい、どうぞ♡」
翔くんが助手席のドアを開けて、にっこり微笑んだ
「あ、うん、ありがと」
こんな女王陛下みたいなこと、
今までされた経験ないから、
ドギマギしちゃったよ(〃ω〃)
「じゃ、行きましょう」
俺がシートベルトをはめるのを待って、翔くんは緩やかに車を発進させた