第10章 振りむいてよサファイア【O×S】
「なに~?」
「ゲ、ゲイの中でも…その…」
「んんん~…?」
「せ、せ、せ…っ…」
「あぁ…セックスは好きなほうかもね♡」
「あ♡…そ、そうなんですね(//ω//)…」
…って!
それが聞きたかったんじゃない(*゚∀゚*)!
いや…必要な情報ではあったけど。
「いや、あの…そ、そのセックスの…」
「んん~?」
リリリリリリリリリリリリっっ!!
大野さんが
可愛く首を傾げたところで
例の目覚まし時計の爆音が鳴り響いた。
「おぁぁっΣ(゚ロ゚;)」
大急ぎで自分の部屋に駆け込んで
ビタン!とスイッチを押す。
も、もうっ…(>ω<〃)!
あと少しで聞けるとこだったのに!
『攻め』なのか『受け』なのか…
自分の持ってきた物ながら
少しだけ恨めしくて。
ちょっと睨みつけてピンと弾いてから
すごすごとリビングに戻った。
「どしたのー?」
「タイマー代わりにかけてたの忘れてました。
勉強会に出かける準備をしなきゃならない時間です…」
俺が少し残念そうに食器を片づけ始めると
大野さんも席を立って近寄ってきた。
そして…
俺の腰をキュッと抱き寄せて。
「その質問ね…ここでの苔先生としての役目
ぜーんぶ果たしたら…教えてあげるからね(*^^)♪」
耳元で吐息混じりに囁いてから
俺の頬にちゅ♡と軽いキスをくっつけて。
「ごちそうさま」と手を振りながら
自分の部屋に引き上げていった…
…え(◎-◎;)!!
そそそそれは…どういう?
実地で……?
教えてくれるって…こと?
残された俺は
キスのくっついてる頬を押さえながら
ポーーっとしちゃって、しばらく動けなくて。
大野さん…
あなたのその捨て台詞が残していく余韻
嫌いじゃないんですが(* ̄∇ ̄)…
そのあと悶々としちゃって困るんですよ!
昨日…首を噛まれた時より
静かだけど、強い『ビリリ』に感電して
心も身体も震え続ける俺だった…