第10章 振りむいてよサファイア【O×S】
【櫻井】
自分のとった行動を激しく後悔し
大野さんがお風呂から出てきたら
即座に謝ろうと思って待ちかまえていたのに。
出てきたと思ったら
『疲れたから寝る!』って(。ー`ωー)
絶対に気を悪くさせちゃってる…
いや…大野さんのことだから
俺に嫌な思いさせたと思っちゃって
できるだけ距離をとろうとしてるのかも。
どっちにしろ
『超』がつく気まずさが残ったことは確かで
あぁ、もう……どうしたらっ……
また一人になってしまったリビングで
腕組みしながらウロウロウロウロ…
せっかく大野さんと同じコテージで1週間
楽しい夜を満喫するはずだったのに。
いやいや、違う……そこじゃない!
そんな目先だけの話じゃなくて。
こんなにも大好きな大野さんを
手酷く傷つけてしまったこと…
それが大問題なんだよ(>ω<〃)っ…
さっきの感じからして
大野さんはゲイであることを
それほど頑なに隠している感じはしない。
でも日本ではまだまだマイノリティで
当たり前には思われていない存在だから
きっと今までも色んな思いをしてきているはずで…
そんな中で1週間を共にする相手として
俺の事を選んでくれたってことは(ノ≧∀≦)ノ
それはきっと…
俺ならばもしその事実を知ったとしても
驚かないと思ってくれたから…
…ってことじゃないのかな~?
普段から「大野さん大野さん」って
いつもそばにくっついてまわってるし
(要するに好意丸出しってことだけどww)
懐いてくれてるって…否定しないって…
そう思って指名してくれたんだとしたら。
俺は……
あ"ーーっ、もうっ!…違うのにっ(>ω<〃)!
俺はっ…あなたのことが好きなんですよっ?
否定するどころか…
大野さんの全てがっ…
大好きになっちゃってんですよぉっ?