第10章 振りむいてよサファイア【O×S】
客観的に見ると、ベッドの上で、
背中を反らせて、翔くんの方に股間を向けて見せつけているような姿勢の俺……
あぁ、これか…(^^;
お昼寝前にスエットに着替えて、
そして気持ちよくお昼寝♪
結果、いい年して、少し元気になってしまったスエットの中の『おれ』
どーだ!!
と見せつけるように反らせた訳でもないけどさ…結果、そうなってしまったらしく(〃∇〃)
目の前のイケメンは、
耳まで赤くして固まっている
そんな彼が可愛いって、そう思った途端、『おれ』はまた少し質量を増した
いけねー…ダメだ、これじゃ(^_^;)
素知らぬ顔して起き上がり胡座をかいて股間の膨らみを隠した
「こんなのまで持ってきてるから、あんな、凄い荷物だったんだね〜」
「えぇ、まあ……」
……もしかして……
「ねえ~、もしかしてさ、翔くん、他にも何か持って来てくれてたりするの~?」
「え?ああ、まあ、少しだけ…」
「見せて!」
「えええ!見せてって…ちょっと~///」
慌てる翔くんの横に飛び降りて、俺は翔くんの部屋へと大股で向かった
……えっ…これ……
………
……
散らかりすぎてて、何が何だか分んねぇ~(´・ω・)
翔くんの部屋には、二つのベッドの上から、床にまで、いろんなアイテムが広がっていて…
とてもつい今しがた部屋に入ったとは思えないくらい、物で溢れかえっていた
「泥棒にでも、入られたの~?」
「えーっ!酷いですよ~!…まあ、少し散らかってますけど…」
少しじゃね~し(;'∀')
「んで??どれが俺のために持って来てくれたやつなの?」
自分で探し出すのは諦めて、聞いてみると、
翔くんは頭をかきながら照れくさそうに説明を始めた
「えっとぉ~…これは、柔らかい垢擦り
それと、大き目のドライヤーは直ぐに髪を乾かせるように
あと、こっちはコーヒー豆、コロンビア産です!!」