第2章 悪戯エメラルド【A×S×?】
【MASAKI】
いつもと違った少し高めの擦れた翔ちゃんの矯声が、誰もいない教室に響いた。
一気に引き下げたパンツから、
もう少し大きくなった『しょうちゃん』が飛び出してきた。
「…あぁっ…雅紀ぃ…もっとぉっ♥」
こんなさ、
女の子よりも可愛くなっちゃう翔ちゃんのことって、
俺しか知らない、そうだよね?
今まで、悔しいけど、いろんな女性と付き合って来ただろう。
だけど、こんな可愛い彼を知ってるのは、
絶対に俺だけ…だよね?
だって俺とエッチする前までは、
翔ちゃん男は知らなかったんだもん♪
それが、今や…
「やっ…まさき…ソコ…気持ちイイよ~…」
ほらね❤こんな翔ちゃん…
俺だけのものだから(^^)v
「翔ちゃん、アレ出して。
持ってきてるでしょ?」
「アレ?…アレって~?」
「しらばっくれないで!ないなら、もう今日はこれ以上、無理だな~…行こうか…」
そう言って身体を離そうとすると、
「待って!!待ってよ!!」
恨みがましい上目遣い…
その顔…そんな顔知ってるのも、俺だけ?
だよな??
翔ちゃんは、側に置いたウエストポーチから、
小さい袋を二つ出した。
「フフフッ、流石~、準備がイイね♪
いつもエッチなことばっかり、考えてるんでしょ?」
少し揶揄うようなそんな言葉も、
翔ちゃんを煽るスパイスになるって…
ちゃんと分かってるんだから(^^)
「そんなことないし…」
拗ねて尖らせた唇に、自分のを重ねて、
一気に舌を捻じ込んで、熱い咥内を蹂躙した。
「…あぁ…まさき…好き、だよ…んぁっ…」
Tシャツの下から手を差し込んで、敏感な粒を摘まめば、翔ちゃんは切ない吐息を漏らした。
そこからはもう、いくところまで突き進むだけ…
熱にうなされたように、
愛しい翔ちゃんを抱き締めた。