第2章 悪戯エメラルド【A×S×?】
固定された机の間を歩きながら…
ここ…LL教室?
各机にヘッドフォンとモニターがあって
映像観ながら英語の勉強する部屋じゃね?
なんか…懐かしいなぁ…(*´`)
しばし20年前の高校時代に思いを馳せ
ゆっくり教壇近くに来ると
窓際の教師用のパソコンデスクの前に
ちょっとしたスペースがあった。
時計を見たらまだ11時40分。
撮影の終わった雅紀と被らないように
少し早めに出てきたからな…
雅紀が来るまでに
まだもう少し時間がある。
トイレではなく
LL教室にいることを雅紀にLINEして
俺はパソコンに掛けてあった厚めの布を
少し離れたところでパタパタしてから
カーペットの上に広げて寝転がった。
色んな撮影で使われているらしく
廃校と言っても
どの部屋も綺麗にはしてあるんだけどね。
いちおう…ナンとなく…ナニのために…
ほんわか…♡
俺のよく知ってる
大好きな感触がして
カーテン越しの弱い光の中で
ゆっくり瞼を開けていくと…
俺の真上で優しい瞳に出会う。
「…まさき…」
「フフフッ…翔ちゃん寝ぼけてるの?」
待ってる間に寝ちゃったのか…
なんだよォ…
そんな愛しそうな目で見られたら
ハグしたくなっちゃうだろー( *^艸^)♡
両手を広げたら
すぐに飛び込んできてくれた
そのしなやかな身体を
ムギュって抱きしめたら…
「エッチ…しよ?」
耳たぶ噛まれて
首筋にキスが落ちてきた。
や、やっぱり…( ̄∇ ̄*)マサキ…
それ狙いだったんだ…♡
トイレで待ってなくてよかったようww
でも…
俺もなんとなくの
予感を抱いてたわけだから
雅紀の熱い舌と唇で
あっという間に身体に焔が行き渡る。
指で撫でられるところから
甘い幸せが溢れてくるよぉ…
「…あぁっ…雅紀ぃ…もっとぉっ♥」
「もっと何よ、翔ちゃんっ…
もぉこんなにしてぇ…エロいんだからっ♥」
雅紀の声もうわずり気味で
それがまた俺を煽るし(>ω<〃)
いつ誰が来るかわからないドキドキが
言いようのないコーフンを連れてくるから
ズボンを引き下ろされて
中心を掴まれたら
「…あああぁぁっ!」
とんでもなくデカい声が
飛び出してしまった…//∇//)♥