第9章 つんでれアクアマリン【A×O】
【SATOSHI】
ヒマワリみたいにおおらかで
優しくていつも誠実で
時々おっちょこちょいで
エロさの欠片カケラもない…
この部屋に来るまで
そんなふうに雅紀のこと思ってたけど。
…(。ー`ωー)撤回。
恐る恐るという感じで
早々に一発目を放ったあとも
俺の中の特大マグナムは
特大のまま(* ̄∇ ̄)…
ちょっと嬉しくなって
そこを指摘しちゃったら
そっからは、もう…
『行く気満々だもん♡』
『この方がよく見えるもん♪』
『音、する、ね…』
『これ、いいでしょ?』
言葉で煽るわ
両脚を担ぐわ
チンコ擦るわ
ガンガンに突き上げてきて
めちゃめちゃヤラシイじゃねーか(◎-◎;)…
まぁ…でも。
その行為のいろんな隙間に
雅紀の…あ、愛をっ…感じるっつーか…
髪や素肌を撫でる指先
優しく見下ろす褐色の瞳
抱きしめる腕の強さ
今日何回言われたかわからない
『可愛い』という言葉…
オトコの俺を好きになってくれて
オトコのアナに突っ込んでくれて
『一緒に…』
天国に連れてってくれる雅紀…
男らしいピストンに揺すられながら
頭の中で色んなことがスパークして
雅紀への気持ちが溢れ出してきて
涙が…また、ポロリ。
俺はそのまま…素のまま…
いつの間にかとんでもなく
惚れちまってたヤツと一緒に
「「…あぁぁっ♡…」」
二度目の天国に…翔んだ。
…………………
いつの間にか……眠ってた?
隣を見ると気持ちよさそうに
すぴー…と寝息をたててる恋人の横顔。
クス( *^艸^)…♪
安心しきったように眠りこけやがって…
ちょい…と頬をつつくと
「…むふふっ…おへそ、おいしいね…」
うっすら笑いながら
もにょもにょと口を動かす。
なんだそりゃ…
どんな夢みてんだよ…
俺以外のへそ
舐めてんじゃねーだろうなぁ(。ー`ωー)…
ちょっとだけイラッとして
巻きついてるシーツを引き抜いてやったけど
コロンとうつ伏せになったまま
可愛い顔して幸せそうに寝てるから
足元の布団を腰までかけてやって
そっと寝室を出た。