第2章 悪戯エメラルド【A×S×?】
【SHO】
雅紀が出ていってしばらくは
スマホいじったり
廊下でスタッフ捕まえて喋ったり
できるだけ
自然な感じで過ごす努力をしたよ~w
内心めっちゃドキドキしながらさ(;^_^A?
で…
30分くらいたった頃
智くんとニノが話してるのを見て
『寝られる部屋ないかブラブラしてくる♪』
ってさり気ない声の大きさで呟いて
めっちゃバクバクしながら
控え室になってる教室を出た。
潤あたりが『俺も行く♪』とか言って
ついてきたらどーしよ…って思ったけど
なんとか大丈夫そうで(;^_^A
忙しそうに行き交うスタッフさん達に
軽~く挨拶しながら
さり気なく階段を上がり始めた。
もう屋上からは撤収してるから
そこから上には人の気配はなくて…
ホッと一安心(*^^*)♪
4階に上がってきて
まずトイレを覗いてみたけど
なんだかなぁ…
ここであと15分待つのもな…って思って。
廊下でキョロキョロして見つけた
トイレの奥にある視聴覚室の文字。
確かウチの高校にもあったな…
割と広い教室で
大人数で映像とか観られるような感じの。
だとしたらたぶん…防音、だよな( ̄∇ ̄*)♡
なになになになに~(≧∇≦*)!
なにを想像しちゃってる!?…俺!?
想像じゃなくて…期待、か…?
いやいやいやいや~(≧∇≦*)!
どっちもしてないからっ!←誰に言い訳w
一人でアヤシく赤面しながら
視聴覚室のドアを開けると
…まさかの二重扉♡
その先の教室は
…まさかのカーペット敷き♡
こ、これはっ…
完全なるエッチ仕様ヽ(≧∇≦*)ノ♡
じゃなくて防音仕様ヽ(≧∇≦*)ノ♡
妄想広がる…魅惑のお教室♡
ミシッという音がして扉が完全に塞がると
ただですら静かだった4階の廊下より
更にシン…とした静寂が広がって…
なんだか現実からかけ離れた空間に
迷い込んだような気持ちになった。
いまロケで撮影に来ていることも
自分が嵐の櫻井翔であることも
別の世界に置いてきちゃったみたいな。