第9章 つんでれアクアマリン【Ａ×Ｏ】

……ゴクリッッッ//////

盛大に鳴った喉が恥ずかしくて、
急いで咳払いで誤魔化したけど、
そんな俺を、智くんは優しく笑った。

ここに…塗って、始めは入り口の周りから解して…

「い、入り口…って…こう～？」

言われたように、指に纏わせたヌルヌルを
まだ堅いソコに塗り付けてから、
指で押しながら少しずつ解した

「こう～？これでいい？」
「…うん、中に、指入れてもいい、けど…」


『指…入れる…？』


ああ、なんてドキドキWordなんだろ…

女の子ん時とは全然違うんだよな
当たり前だけど…

そっとまだ堅い中に指先を埋め込んだ

「あぁ…んっ…」

智くんの女の子みたいな可愛い声に
躊躇いという名の糸は、いとも簡単にプツリと切れた

にゅるりと奥に指を進め、狭い内壁を広げる様に、浅く出し入れしてみた

「…やぁっ…雅紀…」

可愛く反応してくれる智くんは、
いつも俺に見せるツンツンした感じとは別人で…

そんな変わりようが、俺の欲情を煽り立ててるって、
彼は分かっているんだろうか？

「智くん…可愛い…も、堪んないよ…」
「…雅紀…」
「智くんのここ…狭くって、入りそうもない…けど」
「指…もっと増やして…」

…こう、かな？

一本だった指を二本にして、ゆっくりと抽挿しながら
壁を押し広げていく

指に追加したローションが泡立ち
クチュクチュという卑猥な音を立てる


……あああ、覗き込んだ足の付け根、
その奥にひっそりと息づく智くんのソコは
誘うように蠢いていて…

「ちょっと…雅紀～、そんなに見るなよ…」
「どうして～？見たいよ…だって智くんのここ、すごいエッチで…」

すると智くんは、俺の首を、太腿でぎゅっと締め付けた

「あっ痛てててててっ…や、やめてよ～」

足技から逃れ、膝立ちした俺は、
おかしそうに笑う智くんに見せつけるように、
ゴムの袋を破いて中身を取り出した

それを見た智くんの喉が、ヒュッっと鳴った