• テキストサイズ

Jewelry♢ボックス【気象系BL】

第9章 つんでれアクアマリン【A×O】




その弾みで開いてしまった唇から
智くんの舌先が入り込んできた

その積極的な先制攻撃に、
俺は血液が下に向かって集結していくのを感じた

「…っん…ふっ…」

仕掛けてきた本人は、鼻にかかった甘い声を漏らして俺を煽る

この人……
ワザとなのかな?それとも…

もじもじしてくる下半身に、
堪らなくなった俺は、もう既に隆々と復活を果たしているはずのイチモツを押し付けた

すると、やっぱり確信犯なのかな?

そっと膝を左右に開いてくれるから、
俺はその中に身体を滑り込ませ、
脈打つソレを、同じように堅さを持った彼自身に擦り付けた

「…あっ、雅紀…」
「智くん…もう俺…」
「せっかちだな~…」
「いつもは違うんだ!なんか、相手が智くんだって言うだけで俺、もう気持ちが…何ていうか、溢れてきちゃって…」

すると彼は、すーっと目を細めて微笑むと、
ふたつの滾りを合わせて一緒に握った

その初めて感じる、何とも言えない感覚に
身体が勝手にぶるっと震えた

「…さとし、く…」
「こうやってさ、一緒に擦っても、すごく気持ちイイんだけど…やっぱり、俺は…」

そう言いながら、智くんは色っぽい目つきで
俺が用意したボトルを見つめた

……それで、準備しろ、と…?

俺は手を伸ばして新品のボトルを掴むと、
「教えてね…智くんが痛くない様にしたいから…」
と言った

………あれっ?ここが上手く剥けない…
ちょっ…と、取れないな~?

「もう~、ぶきっちょ(^^;貸してみ~」

ラベルが取れずにもたつく俺の手から、ボトルを取り上げ、器用に周りのビニールを剥いた

俺はその綺麗な指を、じっと見つめていた

「はい、出来たよ~」
「あ、ありがと…」

ボトルのキャップを弾いてその中身を手のひらにあけた俺を見て、智くんはスーッと立てた両膝を開いた


/ 727ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp