第2章 悪戯エメラルド【A×S×?】
「えぇぇっ!?」
お、お仕置き~っΣ(゜ω゜ノ)ノ!
ビックリして
思わずリアルに叫んでしまった…
「翔さん…?」
一番近くにいたニノが
ビックリした~という顔で聞いてくる。
智くんも潤もこっちを見てる。
「いやっ、あのっ…あはは~♪
マネにホテルでも取ってもらおうかと思って
この近くのホテルを検索してたら
ラ、ラブホが出てきちゃったから…(;^_^A」
頭をガシガシかきながら
大慌てで嘘をブッ込むと
みんな笑いながら軽めに流して
自分の世界に戻っていってくれた。
あっぶねー…( ̄∇ ̄*)
もうさ…
こんなことでこんなにヒヤヒヤすんだから
二人で抜け出すなんてマジで無理だろ…
心の中で頭を抱えていたら
『翔ちゃん、わかった?』
雅紀からダメ押しの一発がきた。
うーーむ……
これは、アレだ…
マジなヤツだ…
『なんつって抜け出すんだよ』
半ばヤケクソ気味に聞いてみると
『二人で抜け出す、とか考えないでさ?』
ふむふむ…( ´・・)
その先を知りたくて
画面を食い入るように見つめていたら
「相葉さーん!
衣装とメイク、お願いしまーす」
唐突にコールがかかった。
やべっ…
雅紀、トップバッターか(>ω<〃)!
「はーい♪」
パタン!とケースを閉じて
雅紀がニコニコしながら立ち上がった。
その顔はもう嵐のナチュラル担当
『相葉ちゃん』…の顔で。
「じゃっ、指揮者…いってきまーす♪」
「役どころは教師ですけどねww」
「あ、そうだった~はははっ♪」
ニノのツッコミに爽やかに笑いながら
俺のことはチラリとも見ずに
ガラガラと教室のドアを開けて
出ていってしまった…
のわぁーーーーっΣ(゚ロ゚;)
どーすんだよ…っ
ヒント、もらえなかったじゃんっ(>ω<〃)