第9章 つんでれアクアマリン【A×O】
【MASAKI】
よかった〜(^-^)
今日はもう会えないんじゃないかと思ってたから、この再会はかなり嬉しい♪
↑再会っていう程の時間でもないが…
部屋を出ていこうとするのを、呼び止めてはみたものの…
その後、なんて言葉をかけたらいいんだろ?
百戦錬磨、
海千山千、
一蓮托生の俺が…
まあ、最後のはちーと違うけど(^^;
↑ちーとじゃねーし(-""-;)
何でかな?
智くんに真っ直ぐに見つめられると、
言葉がでない……
さっきまで、ちらっとも俺を見なかった、そのギャップのせいかな?
口先だけで適当なこと、言っちゃいけない気がして…
そのくらいに、彼の瞳は穢れがないっていうか…
じっと見つめられた俺は、ヘビに睨まれた蛙のように(;゜∇゜)
「何ですか?用がないなら、俺行きますけど…」
「おう、後は俺に任せて…」
ニノちゃんが手を上げたのを見て、
智くんが踵を返しかけた背中に、
「初めてのときさ!」
智くんがゆっくり振り替えって、
その綺麗な瞳を俺で止めた。
「初めて…?」
「うん。初めて切るときさ、そんときは俺にしてよ!」
「相葉さんを?」
「うん、そう。記念すべき初めてのお客は、俺っていうの…どう?」
彼を引き留めたくて、
思い付いたことを、たいして考えもしないで口にしたけど。
我ながら、ナイスじゃん♪
だって、智くん、嬉しそうに俺を見てるし。
「……本気で言ってんの?」
「うん、本気だよ!」
よし!これ、なかなかいいじゃん♪
きっと、智くん、喜んでくれるはず…
「考えとくわ…」
智くんは、予想に反した、つれない返事をして、彼は出ていってしまった。
え――――っ?
何でだよ( ・◇・)?
普通はもっとさ…
『ほんとですか?俺、頑張ります!』
『うん。早く一人前になってね♪』
『はい!相葉さんのために、俺…』
『智くん…』
『…あいばさん……』
↑絶賛妄想中