第8章 麗しのタンザナイト【M×O】
「…綺麗だ……」
思わず漏れた言葉に、智さんは赤くなって、
「…綺麗なんかじゃ、ない、から…」
と小さな声で言った。
なんなの!?
それ計算??
演技なの??
その辺の、女子高生だって、
そんなに可愛くないよ~(≧▽≦)
まあ、最も、最近の女子高生事情は
全く持って分かりませんけど…
↑分かっていたらダメなやつですよ!
俺は、彼の隣に急いで立ち、
肩から、肌蹴たままだったバスローブを落とし、
恥じらう裸体を抱き締めた。
「智さん…最高です…俺…俺…」
「ねえ、潤くん…?」
「え?…な、何ですか?」
智さんは、至近距離で俺を見上げて、
「俺のことさ…智さん、じゃなくって…その…」
ああ、そっか…
その少し他人行儀な感じも嫌いじゃないけど。
でも、恋人同士になったんだからね…
「じゃ、俺のことも…特別な呼び方で呼んで♪」
「特別な?」
「うん…雅紀くんたちと同じじゃなくて…」
ああ…という顔をした彼は、
「じゃあ、なんて?」と首を傾げた。
か、か、可愛えええええっ( *´艸`)
「呼び捨てで」
「……じゅん…」
「さとし」
「潤」
「智」
「じゅ…」
もっと聴いていたいけど、限界だった。
だってさ、
さっきから抱き締めた太腿の辺りに、
智…の硬いのが、どんどん存在感を増しているんだもん!
俺のとぶつかって、
もう、鼻血が出そうなんだってば///
言葉の途中で唇を塞げば、
智は、あっ、っと小さな声を漏らして、
俺の背中に手を回して来た、
/////////だあああぁっヾ(≧▽≦)ノ
ますます当たるってば///
大人の彼を相手に、
ちょっと余裕のあること見せたかったのに、
俺は熱い熱い咥内へと、舌先を捻じ込みながら、
その華奢な身体をベッドへと押し倒した
ぼわわぁん…
とスプリングに、ふたりの身体が一緒に跳ねた。