第8章 麗しのタンザナイト【M×O】
「気なんか散ってないよ!だいじょぶ!
今日はそういう日なの…よくあることなんだよ。
だから潤くんは心配なんかしなくていいの。
ね?通いなんて言わないで…ここに住んで?
一日おきなんて…そっちの方がムズムズして
気が散っちゃうっての(>ω<〃)!」
あぁ…これじゃ昨日の夜と同じじゃん…
手放したくなくて
必死につなぎとめようとして……
ちょっと…
いや、かなりみっともない
食い下がるような取り乱し方(。ー`ωー)……
でもこれは…運命だから…っ…
運命の恋なんだからっ♡♡
えーい(>0<〃)もう言っちゃえ!
「毎日…俺のために美味いメシ作ってよ」
どわぁぁぁ(≧▽≦)言った!
告白の次はプロポーズかよっ!
勢いに任せて放ったセリフが
今さらだけど恥ずかしくなって。
一旦逸らした視線を恐る恐る上げてみると…
…潤く~~んヾ(≧▽≦)ノ♡♡
どしたの、その顔っ?
白い頬をほんのりと薄桃色に染めて
恥ずかしそうに微笑みながら
睫毛をパシパシと震わせている。
ちょいちょいちょい…
なんなの、その…ゲイ殺しの表情は(*゚∀゚*)♡
おじさん…期待しちゃうでしょーが……
「ホントに……差し障りはないんですね?」
「ないない♪」
「気を遣ったりは…してないんですね?」
「ないない♪」
「………………」
「……潤くん?」
「俺も…人を喜ばせる食事を作るの…好きだから…」
のぁぁぁ~っヾ(≧▽≦)ノ♡♡
がわええっ(//ω//)♡
たまらんっ(//ω//)♡
伏せ目がちなハニカミ顔に
キュンキュンしちゃう胸をなんとか抑えて。
「じゃじゃっ…決まりね?決まり!
よしっ!早速出かけようか~(≧∇≦)/」
ホントに心から嬉しくて。
スクッと立ち上がった俺に
「洗濯物…溜まりすぎてたんで
もう1回まわしてるんです。
それを干すまでは出かけませんから!」
めっ!…という視線をよこして
「それまで智さんは大人しくお仕事してください」
ピシャリと言い放ってから
ニコリ…と天使のような微笑みを浮かべて。
潤くんは静かに部屋を出ていった。
潤くん(*゚◇゚)…俺……
心臓破れそう………