第8章 麗しのタンザナイト【M×O】
【智】
( *^艸^)ぷっ…潤くんの顔……
鳩が豆鉄砲食らったような。
まぁ……そうなるわなww
フツーは……なるわなww
………で。
俺としては
こっから先がめちゃめちゃ心配なわけで。
ノンケの潤くんが
どんな反応を示すのか…(・・;)…
ドン引きして『無理!』と叫んで
エプロン脱ぎ捨てて帰ってしまう?
敢えてイマミタコトには触れずに
夕飯のメニューを喋り出す?
何を話していいかわからなくて
ロボットみたいにギクシャク無言で部屋を出ていく?
でも潤くんのリアクションは
そのどれにも当てはまらなくて。
俺の心臓を当分バクバク言わせるような
そんな表情を寄こしたんだ(*゚∀゚*)。
貴公子みたいなその綺麗な顔を
ほんのりと紅色に染めつつ
「さ、智さん……いいいいいまのって…その……」
なんて…激しく瞬きしながら
伏せてた視線をチョイ…と上げてくる。
ずきぃぃーーん♡♡と…ヾ(≧▽≦)ノ
ハートを貫かれたような衝撃が
俺の身体に甘く広がっていく…
潤くん…
たぶん無意識なんだろうけど。
そのむちゃくちゃクル表情…
やめてくんないかな~(* ̄∇ ̄)ノ
じゃないと…俺………
「んん?…見たまんまでいいんだよ~?
男同士の…セックス、だね(^-^*)あれは」
いかにも…余裕のあるフリをして。
「ニノと雅紀はね…専属のセックスモデル、かなw」
「男、同士、の……セ、セ、セ…ッ……」
「んふふ~( *^艸^)潤くん、だいじょぶ?」
ポカーンとしていた表情から
少しずつ恥じらいが溢れ出してきて
紅色の頬にほんのりと
もう一枚濃い色を足していく様が…
た、たまんない…(〃ノωノ)♡
「あ、あのっ……智さんの、お仕事って……」
真っ赤な顔して
やっと、という感じで絞り出した言葉。
こりゃもう…
ちゃんと言わなきゃだよなぁ…
「うん……俺ね、BL漫画を書く人」
「びぃ…える?」
「そ♪(*^^*)ボーイズラブ♪」