第8章 麗しのタンザナイト【M×O】
マットしかない大きなベッドの上で、
今、まさに行われているのは、セックス…
しかも、力一杯の本番…
そして、超驚きのまず一つ目は、
突っ込んでいるのは、細身で茶髪の『おとこ』
突っ込まれているのは、
色白小柄で女の子みたいに可愛い
でもれっきとした『おとこ』
その証拠に、小柄の方の折り曲げられた
腰の中心で、腹について存在感を誇示しているのは…
男性のシンボル……しかも、かなりのデカさ…(-_-;)
そして、超驚きのもう一つは、
その二人の…結合部の直ぐ側で、智さんがスケッチブックを片手に、画を描いているということ。
もちろん、風景画なんかじゃない!!
↑分かってるわ///
ふたりの繋がり合った……
もう一度言おう!!
なんなんじゃ、こりゃ??
ノックもしないで、許可なく覗いてしまったことも忘れ、俺はその場にアホみたいに立ち尽くした。
「あ~、潤くん♡もしかして、夕飯の用意できたの~?」
「え?…夕飯??」
「用意してくれたんじゃなかったの?」
「ああ、夕飯!!夕飯か!!で、できました!」
「そう、ありがとね♪えっと、じゃあ、一反休憩挟む~?」
茶髪と小柄に、当たり前のように声を掛けると、
茶髪は、躊躇うことなく、小柄の身体を離し、突っ込んでいた『ソレ』を引き拭いた。
「あんっ…ちょっと~、今、止めるの~??」
「だって俺、昼飯も食ってないもん!腹減って~」
茶髪は、でっかいまんまのソレから、ゴムを引き抜いて、さっさとパンツを履いた。
「もう~…(*´з`)…まあ、俺も腹減ったけど…」
小柄も、小さめのパンツの中に無理くりでっかいまんまを押し込んでバスローブを羽織った。
「ああ、潤くん、紹介するよ♪
ニノと雅紀…俺専用のモデルさんね」
「ども」
「よろしくね」
「…はあ~…(・_・;)」
「何かな~?楽しみ…」
「そう言えば、腹鳴ってたよね?」
ふたりはお揃いの白いバスローブで、
さっさと部屋を出て行った。