第8章 麗しのタンザナイト【M×O】
「智さん…だいたいの一日の過ごし方を
教えて欲しいんですけど…一番多いパターン♪」
潤くんの柔らかな笑顔に見とれてると
早速仕事の話にもっていかれる。
この性格の良さに加えて
真面目くん…でもあるのか~(◎-◎;)?
「一日の過ごし方…って言ってもなぁ…
パターンなんかないよ~(^-^;」
「え…でも……起床時間とかご飯の時間とか……」
「そんなの決まってないww起きた時間が起床時間で
腹が減ったらご飯の時間…眠くなったら就寝時間ww」
「智さん……(*゚∀゚*)いいですね、それ!
なんだか長生きできそうな生活スタイル~♪」
「へ?…そんなこと…初めて言われたww
ただのグータラでしょーよ( ̄∇ ̄*)」
「でも…日常のストレスは溜まらなそう(^^)
これで俺が掃除洗濯炊事を引き受ければ…もっと…」
「掃除洗濯はね、週に2回家政婦さんが来て
やってくれてたの…でも料理はなんか…
お願いする気になれなくて…超テキトーな
食生活を送ってたらアイツらが
『住み込みのちゃんとした世話係を雇え!』
ってうるさく言うもんだから…」
「アイツら…?」
「あぁ…そうだ、今夜呼んであるんだった…
潤くん、早速だけど…アイツらの分も含めて
4人分の夕飯、お願いできるかな(^-^*)」
「あ、はい!わかりました!
その方たちは…男性ですか?」
「そう…潤くんと同じくらいだな~
お子ちゃまが好きそうなメニューなら
アイツら喜んで食べると思うよww」
「ふふっ♪何にしようかなぁ~…
じゃあ早速買い物に行ってきますね!」
そう言って冷蔵庫を開けて
中身を確認した潤くん…
「炭酸水とビールしか入ってないぃぃ(*゚◇゚)」
そのビックリした顔がまた
超絶可愛いくて…(〃ノωノ)♡
俺は弾む心が顔に出ないように
必死で堪えながら
駅前のスーパーの場所を教え
財布とエコバッグを渡して送り出した。
はぁぁぁぁ…♡
一人になった瞬間
甘い甘ーいため息がもれた。
どーしよ……ヤバい……
あんなイケメンで可愛い子が
住み込みで毎日俺のそばに……//∇//)?
年上の余裕を全面に出して
フツーに笑ってみせてたけど。
彼は…俺の超どストライク♡
毎日心臓が…もつかどーか心配だ……(〃ノωノ)